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創作ファブリック工房 Hearten 10周年をむかえて 

●創作ファブリック工房 Hearten(ハートン)では、絵織りや刺繍、布を使ったアップリケワークなど、様々な技法を自由に組み合わせて作品を作ります。 織りのみ、刺繍のみの作品も作れますし、織りと刺繍、どちらも学ぶことができます。ひとりひとりの進みぐあいに合わせていきますので、初心者の方も安心してできます。 メンバーの作品を見ることも、とてもいい刺激となり、自分の思い描くものがカタチになる面白さを共有して一緒に楽しく作りましょう。   KAEKO作 「アルプスに架かる虹 ―安曇野―」●Hearten(ハートン)には、元気づける、勇気づける、鼓舞するといった意味があります。   自分の手で作る喜びを通して、豊かな気持ちが満ちてくる時間を大切にしたいと思っています。

森麗子先生との出逢いがHearten(ハートン)の種となりました。  ファブリック・ピクチャー(糸と布の絵)の第一人者である森先生は、何度も行かれた北欧への旅を通し、北欧の織物やスウェーデン刺繍にも触発され、刺繍や織り、布を自由に組み合わせる糸と布の絵で、感動や想いを感性豊かに表現されました。創造性あふれる多くの作品を発表し、数々の個展の開催や書籍の出版を重ね、欧米をはじめ広く世界にも紹介されました。(最近の雑誌では「天然生活」2013年12月号に『森麗子さんのファブリック・ピクチャー』で掲載されました。)

森先生の美しい作品に触れ、その素晴らしさに加え精神性の高さにも感銘を受け、心が大きく動き、ファブリック・ピクチャーと関わることになりました。  私自身は中学生の頃に刺繍に夢中になって以来、ステッチが好きで刺繍歴は長く、いろいろ学んできました。 私の曾祖母が大きな織機を使っていたこともあり、織りも身近に感じていました。刺繍と織りをミックスする楽しみは、表現の幅も広がっていくと決意して門をたたきました。   森先生に出逢うまでは、ひたすら技術の習得をめざしていましたが、「技術に支配されてはダメ、あなたが技術を支配しなくちゃ!」とおっしゃり、ファブリック・ピクチャーは、感動を自由に表現すればよいことを教えてくださり、心が解放された瞬間を今でも鮮明におぼえています。

ファブリック・ピクチャーの素晴らしさや楽しさをもっともっと広げたい、つなげていきたいという想いで Hearten(ハートン)の開設をご相談した時も、 「同じグループとして、応援するわ」 と笑顔でおっしゃってくださり、前進する勇気をいただき立ち上げに至りました。

その開始から10年の月日が経ちました。Hearten(ハートン)はこれからも  森先生への尊敬の念を持ちつつ、手工芸のあらゆる可能性への挑戦に意欲的に取り組み、活動を通して、創作ファブリックの芸術的要素も、より高めていきたいと考えています。

 

rogo-fh


公開日:
最終更新日:2024/04/06

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